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☆ もみ殻薫炭 ☆

今年一番の冷え込みでこの付近もうっすらと雪化粧をしました

日中も一向に気温が上がらず屋外の水栓も凍って水が出なくなりました


そんな中 昨年末にご近所さんから戴いたもみ殻を使ってもみ殻薫炭づくり作りをしました

 薫炭にして土壌改良のために畑に撒くのです

もみ殻をそのまま鋤き込むよりも薫炭にしたほうが効果が高いので以前は農家ではよくやったものですが

最近は煙害のため野焼きや薫炭作りはあまり見なくなりましたね

作り方は自己流ですが まず稲わらを横に置いて空気の流入路にします 藁の真ん中あたりに

煙突のための蓋と底を除いた空き缶を立てます そうして缶の周りにもみ殻を積み上げて缶の中から

束ねた藁などで底の藁に火をつけます 
☆ もみ殻薫炭 ☆_a0189513_1729112.jpg

こうして待つこと2~3時間 最初は煙突から煙が上がるのですがだんだん煙突以外からも煙が上がり

少しづつ積み上げたもみ殻の色が変わってきます 表面が黒ずんでくるとその下はもう真っ黒に

なっているはずです
☆ もみ殻薫炭 ☆_a0189513_17334191.jpg

点火後2時間の状態です
☆ もみ殻薫炭 ☆_a0189513_1734390.jpg

点火後3時間くらいでいったんかき混ぜ全体に火を回しますと後は1時間程度で全体がすっかり

真っ黒になります 全体をよくかき混ぜて見ると9割がたが炭になっているのでこれで出来上がりです

水を掛けて消化しますが 水が少ないと炭化が進み過ぎて灰になってしまいますから注意が必要です
☆ もみ殻薫炭 ☆_a0189513_17353828.jpg

こんな作業ですから風が強すぎる日は作業に向きません

充分に消火した薫炭を今回は玉ねぎの根元に撒いてあげて土壌改良と言うより 玉ねぎの根元に

太陽光をより吸収する地温の上昇や防寒対策として利用することにします
by loghouse96 | 2011-01-16 17:42 | お百姓さん